2015年3月30・石砂山・ギフチョウ

デジカメ: ディジタル一眼 ニコン D90 Nikkor 18-200mm (35mm換算 27-300mm) 手持ちによる

写真数多数枚。
解説は、畔上能力・菱山忠三郎・鳥居恒夫・西田尚道・新井二郎・石井英美: 山渓ポケット図鑑 春の花 夏の花 秋の花 1994 1995による

アナログの方は重いので、やめた方がいいです。
ブロードバンドの方は気にならないスピードで開けます。

最終更新日 :  2015.04.01、04.11一部植物名を修正、2016.11.23 容量確保のため枚数を減らした


多摩市は午前晴れ、3/31(火)。


イシザレヤマ(石砂山)・ギフチョウ(岐阜蝶)

写真数が多いので、走り見してください

神奈川県藤野市・石砂山
アゲハチョウ科、明治初期に岐阜県で発見、開張5-5.5cm、本州の固有種
幼虫はカンアオイ類の葉を食う、春に羽化し、「春の女神」と愛称される
アゲハチョウの原型といわれる蝶で、氷河期を乗り越えてきた貴重な生物である、ダンダラチョウ
神奈川県内では、石砂山一帯のみに見られる、1982年に神奈川県天然記念物
石砂山は、東海自然歩道の一部になっている

バスの本数が少ないので、車で行った、正解

駐車場を捜し、登山口より歩いて10分ほど戻ったバカンス村というところに \300 で駐車した








ヤマビル注意の看板








左からカケスらしい野鳥が飛びぬけたが、写真撮影はする余裕がなかった
腰にある白い羽と大きさ(L33cm)から、おそらくカケスと判断した









右が、石砂山 577m


クロモジ(黒文字) クスノキ科、落葉低木 と思われる、黄色い花






マルバスミレ(丸葉菫) スミレ科




コスミレ(小菫)? スミレ科




咲き始めたモミジイチゴに、ナミアゲハ 開張 8-10cm が蜜を吸う
春のせいか、開張は小さい














石砂山山頂、もうすでに二つのベンチを占領






山頂に到着してしばらくしたら、ギフチョウ(岐阜蝶)が現れ、地面に止まった


向きを回転させて、拡大
左の羽が一部、なくなっている






なかなか、じっとしていない、近くで撮れたのはこの3枚のみ












ばらばらに、他の人たちは去って行った、私のコースとは反対方向へ
山頂は北の方になだらかで、20mほど北の方で、ギフチョウとタテハチョウがぐるぐる飛び交っていた
ギフチョウは3頭ほど飛び回っていたが、撮影はなかなかできず、この写真がやっと枝にとまったところ
カメラのビデオ機能で撮影したが、遠くで点状に飛び回る姿しか撮影できなかった








調べたら、センボンヤリ(千本槍) キク科、花の直径 1.6cm ほど、春に咲くものと秋に咲くものがある
秋に咲く花は閉鎖花といって、つぼみの状態のまま、内部で花を咲かせ自家受粉する
秋に咲く閉鎖花が、大名行列の先頭を行く千本槍のように見えるので、この名が付いた








春の花の舌状花の裏が紫色を帯びるので、ムラサキタンポポの名もある




山頂付近で昼食、ギフチョウを撮り続けたが、なかなか動きが激しく、数枚しか撮影できず、12:55 に下山を始める、来た道を戻る


クロモジ(黒文字)? クスノキ科、落葉低木





位置図



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